評価不能

慣れというのは本当におそろしいもので、あれほど心中「メロが珍妙すぎ(笑」とまともに聴くことさえ苦笑と共に拒絶していた「クレナイの季節」も、いい加減 30 回くらい部屋に流しているうちに何の違和感もなく聞こえるようになってしまった。

もちろん最初から盲目なので貶めるつもりは毛頭なかったのだけれど、あのサビ終わりの徐々にテンポが変わっていく部分とか、ここまで不感症になるものか、と。絶対変なのに。こんなことではまともな批評などできるはずもない。

カップリングの「内心キャーキャーだわ!」だって同様で、当初の「まんまカントリー(笑」という評価が 3 回くらいで早々にぶっ壊れ、梨華ちゃん十八番の爽やかな曲調であるなぁ、オルガンの音色が超ステキ、とあっさりポジティブ元気になっている。