やさしい卒業

Berryz 工房の石村舞波さんが Berryz 工房はおろかハロー!プロジェクト自体をやめちゃうんだって。

http://www.helloproject.com/newslist/050911-1.html


『今後は学業に専念していきます』

だそうで、現在の実力・キャリアなど踏まえてもこれ以上芸能活動は続けようがないだろうから、これは「引退」と考えても良いんだろうと思うんだけど、まだまだ中学一年生で、決してユニットの中のエース格でもなく、まっとうな人としての道に戻るつもりであるのならば、それは心の底から良かった、と思う。

「ユニット卒業してもハロプロには残る」みたいな中途半端さが無く、また石黒や市井や矢口のときのように結婚とか金とかキナくさい話題とも無縁で、いうなれば福田明日香的なそのシンプルにして重大事項な衝撃こそ、個人的には理想的な「卒業」のかたちだと思っている。

また、ふと「あっぱれさんま大先生」の内山信二、ではない、もうひとりの冴えないデブキャラ・福永くんが子役にして早々と芸能界を引退したときにも似た潔さを覚えたりもした。親の意向であれ何であれ辞めるなら人生を棒に振らないうちのほうが絶対に良い。

マイッハー、実にいい引き際である。人にやさしい卒業。泣きながら祝福できる。