悔しいけれどおまえに夢中

はてなテレビの土踏まず」では、読む人によってはまるで関心のない、それどころか嫌悪感、いやさ嘔吐感さえ催しかねないハロプロ関係のことを中心にお気楽に書いていく心づもりでいたのだけれど、更新作業の手軽さに負けて結局こっちで「25時間テレビ」について実況的な記述を連ねてしまった。日付や更新時間もズバビと自動的に挿入されるし作業的には本当ラクね。

ちなみにハロプロ関係で25時間テレビに唯一出てきたのは「トリビアの温泉」の初っ端コーナーでの矢口真里のみ、であった。去年か一昨年まではモーニング娘。はじめそれなりに出てきたのだが、さすがに昨今のマイナー化著しい現状では厳しく、またお笑い祭を純粋に楽しむ上ではむしろ中途半端なアイドルは要らぬ、といった気もする。いなくて正解。

そんな中で矢口は、番組サイドから『矢口真理』と名前の表記を間違えられる不運に象徴されるようにまったくスパークしておらず、必ずしも充実した仕事ではなかった。また島田紳助今田耕司くりぃむしちゅー、お姫様扱いされている石原さとみらの横でめっきり影も薄い。ただ過去に一度「トリビア」には出演していて違和感とかもそんなには無かったのだけれど。

そのあと二日目の昼、同じ「トリビアの温泉」の矢口の代わり的ポジションで若槻千夏が出てきた。若槻は他の実力ある芸人に混じってさえ存在感の大きさを見せつける始末。はたしてその場に矢口がいたら、白いザリガニをむりやり食わされただろうか? 大ミミズを手に持たされただろうか? その可能性は決して無くも無いが、ただ本当にそういうことをファーストリアクションではイヤがりつつでも最終的には積極的にやってしまう、あまつさえ楽しいコメントさえ残してしまう、そんな若槻のキャワ攻撃的な姿勢は「25時間テレビ」でひとつの絶頂を迎えたと言ってよい。悔しいけれどおまえに夢中。