せつない

さて。


石川梨華さんという人と握手してきたんですけど、手を洗わないまま、インターネット環境のあるカプセルホテルに辿り着きました。だもんで興奮状態のまま更新です。右手にはかすかなぬくもりが、まだほんわかと残っています。まぼろしを握り締めています。

最高の握手でした。広尾ラ・クロシェットを出てからは 2 時間くらい半べそでした。だって素敵すぎて。そして今はただ、放心。たのしくて、やがてせつなきディナーショー。

とりあえず即興で最後の握手の部分だけ抜粋してお届けすると、あのね、「顔まわりがほんのりと黒い」という記号的な意味合いのみにおいて、かすかにこの目の前に屹立している人的存在が石川さんだと判別できる程度でして、あとはもうわかりません。なにもわかりません。


握手は今回がはじめてではないのですが、やっぱりあらためて石川さんって背ちっこいしね、手は他のお客たちとの握手を続けているせいかささやかな微熱を帯びながらもふにゃふにゃふにゃってしててとてもやわらかいし、顔ちっさいしまるっこいし、あとベルトコンベア式握手会と違ってやっぱり時間は長めに取ってもらえるからとんでもないもうとんでもないゼロ距離の目と目の合い方でね、やぁ今思い出しただけでも気絶しそうになるしぜんぜん手に負えませんあーあーあーあー死ーぬー。


当然死にませんし汗が気持ち悪いのでそろそろ風呂にでも入ってこようと思います。

でも本当に何度も言ってもいいけど石川さんはちっこくて、完璧な顔立ちで、またマイクを通さないで喋ったらんもうこれがスウィートすぎる声を発揮するわけでして(この『生声』というのもひそかに沈没ポイントのひとつだったりするのかもな)、あんなんダメだわ。世に実在してたらダメ。だって世界のすべてが許せなくなる。

とりあえずそんな気が触れた感じでお送りしていま〜す。