DEF.DIVA 下品だよ DEF.DIVA。なんだよこのユニット名そもそも。おかげさまで『真剣 10 代 DEF.DIVA 』で一ネタ書こうと思い立って NHK 教育の元祖「真剣 10 代しゃべり場」のほうを後学のために見てみたのだけど、すぐに吐き気してきて 3 分でやめました。だいたいなにが『ホムペ』だっつんだよ誰だよそんな略し方してんの。まってくもってどうでもいいんだよそんな君等みたいな夢見る出たがり素人の拙い語り口なんておおむね。
ところで「転調」って、音楽に詳しい人の間ではどんなポジションに置かれている作曲技法なんだろうか知らん。「好きすぎて バカみたい」は B メロからサビ入るところもひとつそうだしサビの途中でも転調して音階が上がったりして、それに応じて聴き手のテンションも上がっちゃう、なんて、すごい「本当にそれでいいの？」ってくらい小手先シンプル極まりないアゲアゲ作法によって成り立ってると思った。
でまたこの曲タチの悪いことにフルコーラス聴いてたら最後のサビでいっかい転調した上で、もいっかい転調しちゃうんだ。結局みんな裏声になっちゃう。じゃあ最初っからそのギリギリの音程で歌っとけよ後藤の「エキゾな DISCO 」みたいによぉ〜とか思うんだけど。
あと四つ打ちで終始「パパッパパ ッパパッパパ」みたいな歯切れのいいリズム音が響き続けているわ、サビ終わりにまるで鈴木 Daichi 秀行みたいに「スパーン！」なんて無垢すぎてバカみたいな破裂音が鳴るわ、そのすべてにあぁ耳心地よしやよしやなんつって甘んじてる自分の妥協案にも腹が立つ。そして間奏や後奏の細切れなギターソロみたいなのとそれに続くシンセソロみたいなのがまるで本能的な欲望やら煩悩やら丸出しな下世話な音である気がとてもしていて、非常にやるせない気分でいっぱいである。
イヤモスキー。総じてまんまとハメられている気がする。好きなんだけど思う壷。
ところで「ララバイ」は後藤さんのためにある歌詞だし、「お別れしたくない」は梨華ちゃんのためにある歌詞だと強く思った。
