「踊る!さんま御殿!!」の「アメトーーク」化

26 日放送の日テレ系「踊る!さんま御殿!!」は『マニアな芸能人大集合スペシャル』という謳い文句でした。

ゲストの陣容は「ミニカーコレクター」森永卓郎が意図的なウザさをまき散らしていたのを筆頭に、「昭和歌謡・高層ビルマニア」の半田健人、「家電マニア」の細川茂樹、「漫画・アニメマニア」の加藤夏希、「大映ラママニア」の友近、果ては「メロンパンナちゃんマニア」の大相撲・雅山関などなど、それぞれ特定分野に関するマニアを売りにする著名人たちでした。

最近の「さんま御殿」は、今回の「マニア芸能人」みたいにあるひとつのテーマに添って番組を進行していくことが本当に多くなりました。「離婚経験者」とか「 B 型男性」とか「金持ち vs 貧乏」とか。

これっていうのはもしかして、テレ朝系「アメトーーク」でおなじみになった『くくりトーク』の好調ぶりに影響を受けているのでは…? という気が最近しています。

もちろんいわゆる「ひな壇トーク」の番組という意味ではさんま御殿が圧倒的に先発ですし、以前までもさんま御殿は改編期 3 時間スペシャルみたいなときに限ってワンテーマを貫き通す『くくりトーク』が一般的でした。

ただ、それがいよいよレギュラーにまで浸透してきた。


「さんま御殿」が「アメトーーク」化してきているのかも知れない、というのが今回のお話です。

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