今年の「明石家サンタ」で鐘が鳴った不幸話を淡々と並べる

こんな夜は、ひとり静かに、酒も飲まず、「明石家サンタ」を黙々と観る。

鐘が鳴ってプレゼントをもらえるチャンスがある「合格者」、今年はぜんぶで「 11 名」でした。おめでとうございます。すべての不幸がせめて銭金で救われる程度であればよい。

以下に合格者の「不幸話」を淡々と並べていきます。番組を観ていて途中から思い立ったことなので録画もなにもしていません。話の内容はだいたいで記しますのでご了解ください。

一応、鐘が鳴るに至ったとおぼしき『決まり手』をぼく判断で添えておきます。


一人目

不景気で夫が会社からリストラされた主婦。

夫は年末いっぱいで職を失うという。子どもが 5 人いて大変。

「そんな旦那にひとつ伝えたいことがある」という。しかし自分からは伝えられないので、「ハガキに書いてるからさんまのほうから言ってくれ」。さんまはしぶしぶ了承する。

電話は夫に変わって。

さんま「ご主人、心して聞いてください」
夫「はい」
さんま「 6 人目が出来ました」
「ヒィ!」

決まり手『旦那のガチリアクション』


二人目

妻と離婚したばかりの独身男性。

ふたりの子どもは妻の扶養になった。

クリスマスを迎える。

男性は子どもがサンタさんにとある「クリスマスプレゼント」をねだったのだと伝え聞いた。

子ども「新しいパパが欲しい」

決まり手『さんまの同情』


三人目

21 歳の男。

勤め始めたばかりのコンビニバイトで不慣れなレジ打ちに失敗。

「 0 」のケタを多く打ちすぎてしまい、ありえない「一億円」の請求を出してしまった。

操作を取り消そうにもまったく方法がわからず、バイトの先輩は見て見ぬふりで助けてくれない。客にはキレられる。

結局バイトは辞めてしまった。

あとでそのコンビニに行ってみると「一億円事件の犯人」だと糾弾されたという・・・。


さんま「鐘ならして欲しいのやろ」

決まり手『さんまの気まぐれ』


四人目

35 歳の女性。

彼氏と遠距離恋愛してたけど、男女の関係を持つ機会は少なかった。

そんな欲求不満な時期に、夢の中で、さんまに一回、激しく「されて」しまった。

生理が止まる。

産婦人科に行ってみたら「想像妊娠」との診断が。

「もうどうしたらいいか・・・」

決まり手『八木判断』


五人目

ペナルティのワッキー。タレント枠。

すべりまくった「 27 時間テレビ」を反省している。

ためしに「ワッキー」のキーワードでヤフー検索してみたところ、『ワッキー 1,2 事件』が検索結果トップになっていた。すべったのが「事件」扱いになってる

逆に「事件」で調べても同じ結果になった。

決まり手『タレントパワー』


六人目

女性。

親に「振り込め詐欺」に引っかからないよう注意の電話をしたところ、その電話自体が詐欺と間違われて、以降、親に連絡がとれなくなった。これでは年末年始、実家に帰れない。

さんま「帰れるやろ」

じゃあ、もうひとつ言いたいことがある、と女性粘る。

昔フジでさんま逸見がやってた番組で、バルセロナ旅行のプレゼントが当たった。

しかし一度 CM 明けたら、その当選ハガキが抽選ボックスの中に戻されていて、まったく無かったことにされていた。

テレビは信じられないなと思った。

だから今回はお願いします。

決まり手『三宅プロデューサー判断』


七人目

23 歳の女性。

今年、両親が離婚して、初めてひとりで過ごす誕生日を迎えた。

友だちに男性のストリップショーに連れて行ってもらう。

ブーメランパンツを履いて出てきた男性ストリッパーが、自分の父親だった。

さんま「プロなの? アマチュアなの?」

女性「たぶんプロだと思います。センターだったんで

決まり手『センター』


八人目

17 歳の女子。

学校のマラソン大会に出たくない一心で「ケガをしよう」と思い立ち、自転車でわざとコケてみた。

複雑骨折した。沖縄の修学旅行にも行けない。

さんま「自業自得やろ」

女子、粘る。

12 月 3 日に母親が村上ショージの講演会に行った。
でも、なぜかショージは登場しなかった。

さんま「これホンマなの?」
ショージ「ホンマです」

決まり手『村上ショージ


九人目

若い女性。

職場の人たちとオカマバーに行ったら、あるオカマに話しかけられた。

彼氏だった。

超びっくり。話し合った結果、別れた。

彼氏の言い分「オカマバーは辞める。女装は趣味だけにするから

そういう問題じゃないだろ、と。

決まり手『業としての女装癖』


十人目

21 歳女性。

この日クリスマスイヴのリアルタイムな出来事。

彼氏と遊ぼうと駅前で待ち合わせ。ところが彼氏は謎の大きな箱をその待ち合わせ場所に置いて、忙しそうに電話をしながら帰っていってしまった。

腑に落ちないまま箱をあけてみると、「今までありがとう」のメッセージカードと共に、これまで記念日ごとに自分があげていたプレゼントがごっそり入っていた。

つきあいはじめて三年経ったら結婚しようとまで言われて、介護福祉士の仕事も辞めたのに・・・。

さんま「それは男の優しさだろう」
八木「えー女の子がかわいそう

決まり手『八木判断』(この日 2 回目)


十一人目

女性。

胸の小ささに悩み、濡れば胸が大きくなるという「バストアップジェル」というのを使用した。

いっこうにおっぱい大きくならない。

でも乳首だけ長く伸びた。

決まり手『放送終了間際のおまけ』


以上、淡々と並べました。