何のつもりで

しかし唯一の男子生徒である森山直太朗チョイ似の彼氏はいったい何のつもりで大正琴を習っているのだろう。オーディションとかあるのかな。ズブの素人? ただの大正琴好き? それともセミプロで劇団員とか? ギャラは発生しているのだろうか? あの女女した空間にいられる勇気が尊敬に値する。

サービス

画面下部に「キズナ」の大正琴用の楽譜が出てるのは親切設計ですばらしいのだけど、しかし誰がわざわざ大正琴オレンジレンジを弾きたいか。いちばんオレンジレンジのファン層とはかけ離れたところにあるのが大正琴に興味関心のある層なのではないか。

マッキー

そして先生が「世界にひとつだけの花」をやはりピアノ伴奏に乗せて力強く演奏。これは原曲そのものが多少オリエンタルな雰囲気を醸し出しているだけあって意外と適合してる。そこに大正琴を用いるのがチョイス的に正解であろうとは到底思われないが。

おなじみ歴史コーナー

大正時代に名古屋で生まれた大正琴には今やさまざまなバリエーションが登場しているらしい。

弓で弾く大正琴、ヘッドフォンつき大正琴(騒音が洩れずに安心!)、ストラップつき大正琴(肩からかけてエレキギターのように演奏できます!) “電子大正琴”(楽器本体に IC が組み込まれスイッチ操作ひとつでさまざまな音が愉しめます!)・・・。

なぜそこまで大正琴の形態にこだわる。